2020/12/28 13:10
年内のすべての仕事を終えました。
今からちょうど一年前、2019年の最後のブログに、わたしたちは次のように書いていました。
”2018年1月の路面店への移転、今年11月の3キロ焙煎機の導入をもってわたしたちが創業以来目指してきたお店の姿が完成しました。その意味で、わたしたちにとって2019年は節目の年となりました。これからはただただ「コーヒー豆を焙煎して届ける」という仕事に集中するだけです”
2020年は、この「ただただ『コーヒー豆を焙煎して届ける』という仕事」の意味と価値を考え続けた一年だったように思います。
この困難な年にあって、有難いことに大山崎 COFFEE ROASTERSは経営的な面での不安は抱かずに過ごすことができました。これは、いつも変わらずお店に足を運んでくださった近隣のみなさんや、オンラインでご注文をくださった全国(海外からも!)のみなさん、そして取引先店舗のみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
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コーヒーが無くても人間は生きていけます。
でも、こんなときだからこそ自宅や職場、カフェで飲む「いつものコーヒー」が大切に感じられることもあるのではないか、とコーヒー豆屋としては思いたい。そんな風に考えを巡らせながら、コーヒー豆を焙煎し続けていました。
そんな希望が当たっているのかは正直分かりませんが、わたしたちのコーヒー豆を購入してくださる方々がいる以上、これからも自信をもってコーヒー豆を焙煎しお届けしていきたいと思っています。
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周りを見回せば、困難な状況に置かれている飲食店や小売店がたくさんあります。
感染症と人間社会の関係において、たまたま不利な立場に置かれた業種が困難な状況に陥るというは、不条理と言う他ありません。
感染症と人間社会の関係において、たまたま不利な立場に置かれた業種が困難な状況に陥るというは、不条理と言う他ありません。
わたしたちにできることは少ないですが、できる限りのことをしていきたいと思っています。
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今年のご挨拶は少し長くなってしまいました。
兎にも角にも、2021年も変わらずコーヒー豆を焼いてみなさんにお届けすることを楽しみにしています。
この一年、大山崎のお店やネットショップ、取扱店舗、イベント会場などなど、世界のどこかでわたしたちの焼いたコーヒー豆と出会ってくださったすべての方に心から感謝しています。
みなさま、どうか良い年をお迎えください。