2022/12/28 13:15
コロナ禍で始まった戦争とそれによる世界の混乱は、世界中の人々に「考えること」を迫っているように感じます。
わたしたちも、いちコーヒー事業者として、いち生活者として、様々なことを考えた一年でした。
国内外のニュースを見ていると、無力感や不信感に全身が覆われそうになることもありますが、日々の暮らしと日々の商いのおかげで現実を保つことができているように思います。
コーヒー豆の焙煎に向き合うこと、お店やイベント会場でコーヒー豆をお客さんに手渡すこと、オンライン注文をしてくださった方にコーヒー豆を発送すること、こうしたひとつひとつがとても大切な行為であると身に染みた一年でした。
そして、そんな毎日に立った上で、世界を少しでもマシなものにするためにできることを考え、実行することが求められているのだと感じています。
日々の暮らしと商いと、そして大きな視点で世界を見る事を大切にしたい。
来年が、そして10年後、100年後の社会が、今より良いものになりますように。
兎にも角にも、2023年も変わらずコーヒー豆を焼いてみなさんにお届けすることを楽しみにしています。
この一年、大山崎のお店やネットショップ、取扱店舗、イベント会場などなど、世界のどこかでわたしたちの焼いたコーヒー豆と出会ってくださったすべての方に心から感謝しています。
みなさま、どうか良い年をお迎えください。